![プリプレス2係[製版]](../common/img/common/title_pre02.jpg)
アナログ原版の制作と校正、そして編集
工場全体の司令塔が生産管理課であれば、より細分化された実務の司令塔といえるのがプリプレス2係です。制作の一翼を担う一方、社内業務の仲介役という側面もあります。
その業務はアナログ原稿の製版や、印刷物の校正、さらにすべての工程と連絡を取り合いながら各種スケジュール管理、次工程への業務指示なども行います。また、編集業務においてもそれらの知識を活かした、質の高いサービスを提供します。
機械設備に頼らない技術・経験と幅広い知識は、商品の付加価値をより一層高め、満足度の高い商品づくりをアシストします。
業務内容
版下製作
原稿がデジタルデータでは手に入らない場合、お客様にご用意していただいた版下用原稿、プリンター出力の紙版、印画紙などを台紙に切り貼りを行い印刷に適した版下をアナログ的な手法で作成する必要があります。大変細かな手作業が中心となり、文字や図表への大きさ調整や濃度調整を行い、最適なバランスの版下を作成します。
社内校正
プリプレス課1係・2係で製作された校正刷りが出来あがるとお客様の所へお持ちする前に、社内で校正(内校)を行います。原稿と一字一句を付き合わせる文字校正はもちろんのこと、組版・色・ページ立てなど様々な部分のチェックを行います。校正がお客様より戻ってきた場合も、またプリプレス課2係が受け取り、次工程の部署へ作業の詳細を指示します。
各部署への連絡・指示
原稿・校正・刷版はプリプレス課2係を通して次の工程へと進むため、ほぼ全ての部署と直接的に関わります。製作・修正・出力・印刷・製本・加工など多岐にわたる情報を収集し連絡・指示を各部署に出し、担当者は受け持っている案件の全てを把握しスケジュール調整を行っています。
検版・最終チェック
手作業により作成された版下は検版・最終チェックを行い次工程へとまわします。また、デジタルから出力された版に対しても印刷工程へまわす前に検版・最終チェックを行い、デジタル設備で効率よく進めてきた工程も最終的には人の目で丁寧に確認していきます。内校から検版まで、プリプレス課2係はチェック機関としての重要な役割を担っています。
版下管理
印刷物の納品が完了してからも版下は一定期間保管します。増刷・再版が決まれば、すぐに目的の版下が見つかるように、管理・整理しているため、素早い納期対応を実現しています。
編 集
近年、印刷会社は従来の垣根を越え、編集・出版といった機能と、付加価値の創出を求められています。そういった要望に対応するべく、印刷会社ならではの紙媒体である書籍編集、記事作成をはじめ、webの原稿作成などを編集業務としてジャンルにとらわれず幅広く取り扱います。
ここではお客様のニーズに沿った様々な提案を打ち出し、企画の立案から、取材、撮影、ライティングまで含めた一連の編集業務を行います。
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内部校正(プリプレス課/1係の製作物も含む) |
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内部校正、校正出しへ |
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校正戻り、各部署へ連絡・指示 |
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責了・校了、紙発注の依頼及び面付け指示を1係へ |
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最終下版物の検版(アナログ版) |
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最終下版物の検版(CTP・ピンクCTP) |
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編集会議 |
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電話による取材 |
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