ポストプレス課［製本係］｜工場見学｜株式会社北斗プリント社

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手加工から機械加工まで、そして最後の仕上げ

印刷事業部の仕事はここで完結します。
ここでは無線綴じや中綴じといった冊子の製本から、折り・断裁のみの加工まで印刷以降の一切の加工業務を行います。
主業務である無線綴じ製本については丁合機・無線機を二台ずつ配備し、生産力を十分に確保した体制は、大ロットまたは短納期対応への許容量を備えています。
また、微細な調整をこなす加工精度は、設備の充実と、豊かな経験、技術によって裏打ちされています。そしてなにより、最終工程としての徹底した品質管理のため、すべての過程においてチェック体制を設けています。

設備概要


丁合機 HORIZON HAC-60 自動丁合機フリクションタイプ	丁合機 HORIZON HAC-45 自動丁合機フリクションタイプ
丁合とは印刷工程で刷られたものを指定の順番に並び替え、一冊毎の冊子へと整理する作業のことです。二台の丁合機で連携作業することで準備時間を短縮し、その高速処理性能を余すことなく使い切っています。


中綴じ機 HORIZON VAC-300/SPF-20A/FC-20A SERIES　中綴じ折製本機
丁合機＋中綴じ機＋小口断裁機で一つのシステムとなります。各パートを切り離すことができ、例えばエア・サクション方式を採用する丁合機はアート・コート系用紙の丁合に使用し効率化を図っています。

無線綴じ機 HORIZON BQ-470 無線綴じ機４クランプタイプ	無線綴じ機 HORIZON BQ-450+EP-440 無線綴じ機４クランプタイプ
無線綴じとは並製本とも呼ばれ、糊で表紙を接着する一般的な製本方法です。中ロット向けの無線綴じ機２台を配備し、大ロット生産を行う、または複数の商品を同時的に処理するといった優れた生産体制を敷いています。


三方断裁機 HORIZON HT-80	紙揃機 UCHIDA TECHNO IJ-3A　イオンジョガー
タッチパネルに断裁前サイズと断裁後サイズを入力するだけで、A4～A6サイズまで各部を自動セットします。冊子の最大の厚みをタッチパネルに入力しておけば、冊子サイズが同じで、厚みの違う冊子を連続して断裁することができます。天地刃・小口刃ともにスイングして断裁を行うため、かぶりのない美しい仕上がりを実現します。	オフセット印刷とは異なりオンデマンド印刷で刷られたものには、コピー機やプリンターなどと同様に静電気が帯電しています。それをイオンの風ですばやく除去し、紙揃えをします。エアーのみの使用で、インク（孔版印刷等）の乾燥が短時間でできます。


断裁機 ASADA 770m/m MC-SS. TYPE	断裁機 ASADA 770m/m MC-S. TYPE
微細な調整を可能とする精度と、頑強な機械剛性、そして油圧プレスによって、一度に大量、かつ大きな紙を正確に断裁することができます。ここでは製本加工のための前準備や、最後の仕上げとなる化粧裁ちを施します。

ミシン機 HORIZON VP-53/JM-53	紙折機 HORIZON CROSS FOLDER AFC-504AKT 自動クロス折機
ミシン機能だけに特化した専用機です。最大の特徴は、オプション装備のジャンプミシンと呼ばれる機構を装備し、従来の折機によるミシン加工では成しえなかったＴ字型のミシン加工が可能になります。	10通りの内蔵折りパターンと、50通りの折りパターン登録機能、そしてタテ・ヨコ同時に折りをかけられる多彩な折り機能が特徴です。ローラー部にミシン刃をセットすれば、ミシン目を入れることもできます。

電子穿孔機 UCHIDA TECHNO LA-2W	紙枚数計数機 UCHIDA TECHNO COUNTRON 2200
シャープな切れ味を追求した2,300回転/分の高速回転・高精度ドリルとNBR樹脂製の刃受けにより、一番下の用紙まで、キレイに正確な穿孔が可能です。新採用の６角柱自動紙送りゲージにより、５種類の紙送りパターンを標準装備しており、多様な業務内容にも対応できます。	厚紙から薄紙（19㎏）までの高速カウント、ランダム区分けができます。用紙を積んでボタンを押すだけ、任意の枚数にテープ挿入しながら2,200枚／分の高速で計数します。計数区分を変えられるランダム合紙機能、枚数チェック機能、必要な枚数を取りだす1セット機能、自己診断機能を装備しています。